「胎内記憶」という言葉をご存知でしょうか?
まだ生まれてくる前、お母さんのお腹の中にいる、それよりさらに前の記憶……。
神秘的な響きですが、実はこの言葉、科学的に研究されているんです。
「胎内記憶」を知ることで妊娠、出産をもっとポジティブに考えていく。
自分自身の人生を肯定していきたい。
目の前の人を尊重しあう共感力を持った人を増やして争いごとを減らしたい。
そんな想いから生まれたのが、「胎内記憶の科学オンラインサロン」
これから赤ちゃんを迎えたいと望んでいるカップルの方だけではなく、それを取り巻くあらゆる世代の方、自分自身がもっと自信を持って生きていきたいと考えている方にとっても必見です!
■どんな人によろこばれている?
☑これからの人生で子供を迎えたいと考えているカップルの方
☑子育て中の方
☑自分自身の人生をもっと肯定し、自分の可能性を広げたい方
■池川明先生/大葉ナナコさんってどんな人?
池川 明 / Akira Ikegawa
1954年、東京都生まれ。帝京大学医学部卒・同大大学院修了。医学博士。上尾中央総合病院産婦人科部長を経て、89年、神奈川県横浜市に池川クリニックを開設。「出生前・周産期心理学協会(APPPAH、The Association for Pre‐&Perinatal Psychology and Health)」の日本におけるアドバイザー
大葉 ナナコ / Nanako Oba
Creator & Birth Educator .環境省アンバサダー.「誕生学」創案者. 著書&共訳書26冊.BIRTH&EARTH 代表.プロジェクトデザイナーとして欧州・日本で活動中
(「胎内記憶の科学オンラインサロン」公式ホームページより)
■インタビュー動画
■自己紹介
インタビュアー鈴木豪(以下鈴木):今回は池川明さん、大葉ナナコさんのお二人にお越しいただいています。この度は「胎内記憶の科学オンラインサロン」をお二人で始められたということですが、まずは自己紹介をしていただいてよろしいでしょうか?
池川明先生(以下池川):産婦人科医として平成元年より神奈川県の金沢区で開業しております。三十年近くお産のお手伝いをしていましたが、現在は外来診療のみを取り扱っています。
お産を扱っていた時に「胎内記憶」の存在に気が付き、それを日本中に広めていこうと活動しております。
大葉ナナコさん(以下大葉):バースコーディネーター、大葉ナナコです。
私は妊娠、出産を通してもっともっと人生を楽しく喜ばしく生まれ、生きて欲しいと考え、執筆や映画の製作を行っています。最近ではプロジェクトデザイナーとして、様々なプロジェクトを生み出しています。
池川先生とは、2010年より作っているドキュメント映画『生まれる』でご縁が出来ました。映画の段階ではまだ明らかになっていなかった「胎内記憶」について科学的に分かってきましたので、改めてオンラインサロンで発信して、世界中に知って欲しい、もっと世界中の人にハッピーになって欲しいと思い、ご一緒させていただきました。
鈴木:僕はナナコさんには昔からお世話になってまして、ナナコさんが新しい事を始めるならぜひ応援させていただきたいと思ってインタビューさせてもらいました。
実は池川先生とも以前関わったプロジェクトでお手伝いさせていただいた事があり「胎内記憶」という考えに興味を持っていたんです。
僕にも6歳と3歳の子供がいるんですが、6歳の息子に「生まれる前の事を覚えてる?」って聞くと「兄弟でボールで遊んでたよ!」なんて答えるんですよ。なので本当だったんだ!って実感していますね。
大葉:可愛い!
池川:嬉しいですね。
■「胎内記憶の科学オンラインサロン」について
鈴木:お二人が始めた「胎内記憶の科学オンラインサロン」とはどのようなものかお話を伺っていきたいと思います。
大葉:私はバースコーディネーター(現在はバースエデュケイターと改称)として、世界中の人たちが妊娠、出産を安心して迎えられるための教室を運営しています。そこで赤ちゃんがお腹の中にいる時や、お腹に入る前の記憶を持っているというお話をすると、出産の準備にもっと愛とか思いやりが広がるんですね。
これから生まれてくる命を迎えるにあたって、「胎内記憶」ありきのケアとそうでないケアでは大分違いが出てくると気が付いたんです。池川先生とは20年以上のご縁がありますが、この時代だからこそ改めて「胎内記憶」の最新の情報をお伝えしませんか?とお声がけして「胎内記憶の科学オンラインサロン」が誕生しました。
鈴木:なるほど。「胎内記憶の科学オンラインサロン」に参加していただきたい方ってどんな方なんでしょうか?
池川:「胎内記憶の科学オンラインサロン」は全ての方に向けたものだと思っています。
これから妊娠、出産に関わる方。妊娠を望んでいる、妊娠中、出産された女性だけでなく、パートナーの方、そしておじいちゃん、おばあちゃんが「胎内記憶」について知った上で新しい命を迎えていただく事で、お産をする方への信頼や自信に繋がっていくと考えています。なので、特定の方というよりもあらゆる世代に見ていただきたいと思っています。
特に、と言うのであれば、これから妊娠を考えている方や出産を迎える方には参加していただけるといいなと思います。
鈴木:僕も子供が生まれてからしばらく経っていますが、それでも目から鱗のお話を沢山教えていただいたので、すでにお子さんがいる方にもおすすめします。
しかもこのオンラインサロンは多言語対応されているんですね。
大葉:先生が世界中で出版されているんです。フランスでも講演されているし、イタリア語版のご著書もあるんですよ。
実は私もイタリア語で本を翻訳してもらうことになっています。ヨーロッパの皆さんにも「胎内記憶」の価値観、精神文化を知っていただくことで、生きることが楽しくなる人が世界中に広がると思っています。
池川:海外に講演に行って驚かされるのは「胎内記憶」というものが世界中に存在することです。ただ「胎内記憶」に相当する言葉がないんです。どういう言葉に入っているかというと怪しげ系。そうくくられてしまうんです。
でも、実際に自分のお子さんや、自分自身がそういった記憶を持っている方は沢山いるので、「胎内記憶」という言葉が世界に広がればもっと人生を生きやすくなるんじゃないかなって思っているのと、争いごとが減るんじゃないかなと。
私の最初の目標は日本で2000万人の方に「胎内記憶」という言葉を知っていただく事でした。でも2014年にはすでに達成していたみたいなので、今は世界中の80億人の中の15億人の方にこの言葉を知って欲しいと思っています。
大葉:私はこれまでに「胎内記憶」の存在を事実として著書やドキュメンタリーでお伝えしています。
今を生きている一人一人が自分で人生をデザインして生まれてきた事を皆が応援し合えると「生まれてきて良かった」という思いや、争いごとを減らすことに繋がると思うんですよね。
「胎内記憶」について知ることで、人の気持ちへの共感力や想像力をもっとクリアに皆に広げていけるんじゃないかなって思っています。
鈴木:「胎内記憶の科学オンラインサロン」では「胎内記憶」について知らない方でも順々に知っていけるような動画教材やイベントなど魅力的なコンテンツが詰まっていますね。楽しみながら学べると思いますので、ぜひご参加下さい!
■メッセージ
鈴木:最後に、現在妊娠や子育てに向き合っていて、何かしらかの悩みを抱えている方にメッセージをお願いします。
池川:妊娠中は初めての方にとっては分からないことだらけで、先が見えない不安というものがあると思うんです。
でも、もし赤ちゃんに意識や記憶があって、お母さんが語りかけるとどんな事を思うんだろうと考えてみて下さい。
ほとんどの場合、赤ちゃんはお母さんを応援してくれているんです。これは実際に「胎内記憶」を持っている方を調べる中で分かってきています。そう思って赤ちゃんに話しかけているとお産はスムーズになりやすいし、逆にお母さんが不安でいっぱいだとお産はこじれていきます。
これはお産に関わってきた三十年の経験からも明らかです。
ですので、安産のためには赤ちゃんに100パーセントの信頼を寄せるのが一番です。「胎内記憶」はそのための一つのツールとしてかなり有効に使っていただけると考えています。ぜひ活用してみてはいかがでしょう。
大葉:私自身が今回の人生では5人の子供に恵まれています。その内2人が「胎内記憶」を教えてくれたので「胎内記憶」の存在を身をもって知っています。
「胎内記憶」について知っていると、子供達が一人一人、意図を持って家族というチームに合流してきてくれたことに感謝でいっぱいになるんですね。
ここで人生が広がるという可能性に賭けてくれたんだと思うと、親も成長することが出来ると思います。私達はお互いに成長するために親子になったんじゃないかな、そんな風に感じるんです。
そこから一人一人がもっと自分自身の事を好きになる。私は「胎内記憶」を知ってもっと自分を許せるように、信じられるようになったと思っています。
ぜひ「胎内記憶の科学オンラインサロン」で、メンバー同士、そして目の前の大切な人の可能性を広げていって下さい。イベントも色々計画していきますのでご参加下さい!
■関連リンク
「胎内記憶の科学オンラインサロン」
■関連書籍
●池川明著書
イタリア語著書
日本語著書
●大葉ナナコ著書
■編集後記
「胎内記憶」という言葉をなんとなく聞いた事はありましたが、自分とはあまり関わりがなさそうだと思っていました。でも実際にインタビューを伺ってみると家族との絆を再確認するだけでなく、自分自身の肯定にも繋がる考え方だと気が付かされ目から鱗。未婚の方や男性の方もでひ一度触れてみていただきたい言葉です!
●ライタープロフィール
MANA
WEBライティング、自叙伝、機関誌の記事作成など。
鳴川愛菜(なるかわまな)名義で小説や舞台の脚本も執筆しております。
史跡巡り、温泉、観劇…と色々な場所に赴いてます。色々な業界に興味津々!働きながら日々知識を増やさせていただいております。
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