在宅ワークの増加やコロナ疲れ。
この一年で目や肩、腰……体の不調を訴える方がどんどん増えています。
整骨院、整体院で毎日のように患者様と向き合っているオーナー様やスタッフの方はより実感も強いのではないでしょうか?
いつまで続くか分からないこの情勢の中で、もっと患者様のお役に立ちたい、自費治療を増やす事で収益を上げていきたい。そんな悩みを抱えていらっしゃる方もいるかもしれません。
今回は、自費治療を増やす為の勉強会。トムソンベッドオーナー様向け新サービス「トムソンベッドオーナーズクラブ」を運営する、ウィリアムス・ヘルスケア・システムズ・ジャパン株式会社の西田社長にお越しいただいております。
全国的に整骨院、整体院に向けた素晴らしい内容の事業を手掛けていらっしゃる西田社長。
その魅力をより多くの整骨院、整体院経営者の方に知って頂きたいと思い、インタビューをお願いしました!
■どんな人によろこばれている?
☑整体院・整骨院のオーナーで、自費診療を増やして収益をあげたい方
☑トムソンベッドを導入したが活用方法が分からない方
☑購入後のサポートや修理の面で不安がある方
☑整体院・整骨院の開業費用を少しでも抑えたい方
■ウィリアムス・ヘルスケア・システムズ・ジャパン株式会社の西田克巳社長ってこんな人
ウィリアムス・ヘルスケア・システムズ・ジャパン株式会社代表取締役。創業17年。
のべ8500件のトムソンベッドの修理訪問で見聞きしたお悩み事を、患者様の目線に近い目線でお答えするため、トムソンベッドオーナー様向け新サービス「トムソンベッドオーナーズクラブ」を立ち上げる。
■インタビュー動画
■自己紹介
―最初に自己紹介をお願いします。
初めまして。ウィリアムス・ヘルスケア・システムズ・ジャパン株式会社の代表取締役をさせていただいております、西田と申します。よろしくお願いいたします。
弊社は2003年の創業で、今年で19期目になります。
現在は、主にアメリカのカイロプラクティック用の施術台「トムソンベッド」をご利用いただいている整骨院さんへのアフターケアを中心に事業をしております。
こちらのベッドは、最近では保険治療をやっている整骨院さんが自費治療の為の機械として導入される事例が多く、私どもは今までに全国約8500件以上の訪問修理を行ってきました。
―以前、西田社長から「在宅ワークや高齢者の方の体の不調が多くなって、整骨院で施術を受ける方も増えているけど、実は施術をする方にの中にはカイロプラティックにそんなに詳しくない人も多い。」とお話をうかがって、すごく衝撃を受けました。西田社長はそういう方々に「トムソンベッド」の使い方や知識をお伝えしている方、という認識でよろしいでしょうか?
私も鈴木さんと同じように衝撃を受けました。
カイロプラクティックを専門にされている、いわゆる自費治療院と比べると、整骨院でのカイロプラティックは、部分的、限定的な導入という形の為か、どうしてもカイロプラクティックの本来の目的と違ってしまっているように感じるんですよね。
我々のお客様には、自費治療院さんも、部分的にカイロプラクティックを導入して保険治療と自費治療を併用されている整骨院さんも両方いらっしゃいます。
その違いを目にしてきた中で、より患者さんに対して有効な方法をお知らせできたら……という事を念頭に置いて、訪問した時にお話したり、場合によっては整骨院に自費治療院の先生を紹介したりという事も時にはしています。
■カイロプラクティックの本来の目的と、現場で起きていること
―この記事を読んでいる方に向けて、カイロプラクティックの本来の目的や、全国の整骨院、整体院で実際に起きている現象についてお話を聞かせて下さい。
カイロプラクティックの本来の目的は、人間が本来持っている自己治癒力を引き出し、体調を良くする事です。
骨格の歪みから全身に張り巡らされている神経が圧迫されると、内臓の症状も含めていろいろな障害が起きてきます。
その神経の通りが悪くなっている部分を良くして、自分で治す力を引き出すのがカイロプラクティックです。
私自身も治療を受けていますが、痛みや不調を取るだけが目的ではなく、コンディションを維持するという意味でも非常に有効な療法だと思っています。
日本では、整骨院さんにカイロプラクティックが浸透しはじめたのが20年程前から。
整骨院さんに来られる患者さんは大体が痛みの問題が一番辛い事が多いので、整骨院さんでのカイロプラクティックは、大体がそれに対する対処療法になっています。
最近では美容的な、お尻を小さく見せるとか、姿勢を良くするっていうのもありますけれども、整骨院さんでは痛みへの対処療法にすごく特化しているような感じがします。
■カイロプラクティックと整体の違い
―少し素人的な質問なんですけど整体とカイロプラクティックってどう違うんでしょうか?
カイロプラクティックは、骨を中心とした脊髄、頚椎から骨盤までに至る部分を中心に骨格矯正をする技術です。
これが整体となると色々広いですね。
中国式の整体とか日本古来の整体もあるようなので定義付けが非常に難しいです。
筋肉や靭帯、腱。それらのどこに、あるいは総合的に治療を加えていって施術するかで違いが出ます。
カイロプラクティックの場合は、中心として考えるのは骨格と神経です。
―一般の方が整体院に通う時は、やはり専門家ですし、カイロプラクティックを扱ってるなら詳しいはずと思って施術を受けに行くと思います。施術をする側に実はカイロに詳しくない人が多いというのはなぜでしょうか?
それはですね、実は我々が提供しているトムソンベッドにも一因があるかもしれないと思っています。
本来、カイロプラクティックは手技療法だったので、今でも手技にこだわる方もいらっしゃいます。
しかし、トムソンベッドを使ったカイロプラクティックは、ベッド自体が非常に優秀なので、手技で全部やられる方に比べると、経験が少なくても始められるようなところがあるんですね。
その部分でずいぶん簡単に思われているような節があるような気がしています。
―先ほどから出ているトムソンベッドっていうのはこちらですね。
私どもが扱っているのは、アメリカのウィリアムス・ヘルスケア・システムズ社の「ゼニステーブル」です。この製品は1900年代代初期に特許製品として誕生しました。
アメリカのカイロプラクティック業界での人気は高く、その中でも「トムソンテーブル」と呼ばれる一連のシリーズはとても評判が良いです。
アメリカでは他にもメーカーがありまして、日本に入っている物には他社の製品もあります。
―たしかにこういった施術台を私も見た事があります。西田社長のお話を伺って怖いなと思ったのは、機械の優秀さに頼ってしまえば体の事が分からなくても施術が出来てしまうってことですね。しかも実際にそういう方が少なくないとか……。
■トムソンベッドを患者様に生かしていただくために
―西田社長は修理以外では、整骨院の経営者の方にトムソンベッドの活用方法だったり、自費治療を増やすことで収益を上げてもらう為のメソッドをお伝えするような活動をされているのでしょうか?
保険治療中心の整骨院さんが自費治療に目を向けた場合、トムソンベッドは導入しやすいメソッドではあります。
機械があればできると思われがちな部分もあるんですが、現実問題として、導入した後に一歩学べるような仕組みも足りていないと思っています。
治療院をやりながら学校に通うのはなかなか難しいですし、セミナーで勉強されてから使い始めるという方も結構いらっしゃるのですが、それだけでは不十分です。
そこで、私どもはお客様がトムソンベッドを正しく使って患者さんに生かしていただけるような教育の機会を提供したいと考えております。これは販売する側としての責務だと思うんです。
―この記事を読んでいる方には、もうちょっと収益をあげたい、良い施術を提供したいと思われている整骨院のオーナー様や、勉強する機会がない、勉強したいと意欲を抱えている現場のスタッフの方もいるかもしれません。そういう方が西田社長から学びたいと思った時にはどのような手段がありますか?
過去にはセミナーも何度も行ってきましたが、状況も色々変わってきてますので、今後はWebでも学んでいただける媒体を作っていきたいと考えております。
これに関しては、今年の5月位から情報を出していきたいと思ってます。
私どもに注目していただいている方には、そういった情報を随時お知らせしていこうと計画しております。
―ホームページのお知らせのところにLINEへどうぞとありますね。LINE登録をしていただくと連絡が来るのでしょうか?
そうですね。こちらの公式LINEは、本来修理の依頼のために作った物ですが、友達登録をしていただければ、告知したい事や最新情報をLINEを通じてお知らせしていこうと思っています。
修理依頼は、今でも電話で受ける事が多いのですが、その時に動画や写真を使っていただくとお互い分かりやすくて時間短縮にもなります。
現場に行ってみて電話に聞いたのと状況が違うなっていう事は時々ありますから。
部品が違っていたりするとその日に解決できない事もあるので、事前に状況把握できるのは非常にありがたいです。
お客様にとっても何回も時間を作っていただく必要がなくなるので、そのためにLINEのアカウントを作らせていただきました。
ただ、せっかくですから今後はお客様への情報発信などLINEの活用の幅も広げていきたいと思っています。
■新サービス『トムソンベッドオーナーズクラブ』とは
―最近は『トムソンベッドオーナーズクラブ』というのも始められたそうですね。これについても教えていただいてよろしいでしょうか?
こちらは会員制の動画コンテンツを中心としたクラブで、現在は無料会員を募集しております。
本来の目的は、遠方のお客様を中心に、簡単な部品交換などをご自身で出来るように動画でやり方を解説する事でした。
遠方の方、例えば私どもは埼玉の川口ですけども、そこから北海道や九州に伺うと相当な交通費がかかってしまいます。
修理内容はちょっとした部品の交換でも、訪問する為の費用のウェイトが高くなる事が多いので、そのあたりの双方の負担をなんとかできないかな、と思ったのがきっかけです。
結果として、機械のコンディションもある程度を整えることもできますし、様々なコンテンツを無償で提供する事もできるようになりましたので、会員登録をしていただければありがたいです。
―修理を依頼して出張費をかけて診てもらって……という今までの流れを自分で全部できるようになるというのは、すごく画期的なサービスですよね。
これは業界でも我々だけしかやってない事で、動画に行きつく前にもフェイスタイムを使ってお客様とビデオ通話を繋ぎながら修理したりと試行錯誤した結果です。
動画を見てご自身でやっていただく形なので、お客様の都合の良い時間に修理をする事も可能です。
無料講座ですから、登録いただくだけで様々なコンテンツを見ていただけるようになっています。
■この記事を読んでいらっしゃる方へ
―最後に、この記事を読んでいる整骨院のオーナーさんや現場のスタッフの方に向けて何かメッセージなどいただければと思います。
在宅勤務の方も増えてきていますので、今後も体の不調を訴えてくる方は非常に多くなるでしょう。そういった場でトムソンベッドをどんどん活用していただき、患者様のお役に立っていただける事を願っています。
すでにトムソンベッドを導入していて、もっと活用したいけどなかなか良い方法が分からない、という整骨院の方がいらっしゃいましたら、遠慮なく私どもにご一報下さい。ご相談に応じさせていただきます。
また、これからトムソンベッドを使ってみたいな、と思っていらっしゃる方にはご購入だけではなくレンタルも行っておりますので、そちらもお気軽にご相談いただければと思います。
―トムソンベッドは購入されるととても高価なものとうかがっております。レンタルだと敷居が低く始められそうですね。
現在、弊社ではすでに20台位のレンタルを出しています。
開業時から入れられる方が多いのですが、トムソンベッドを新規で購入すると300万円以上の費用が必要になります。
レンタルでしたらその分の費用を別の物に回す事が出来るので、非常に助かったという声をいただいています。
サブスクで使えてメンテナンスや修理代も込みのサービスなので、大変利用しやすいと思いますよ。
―これはかなりコストが下げられそうですね。
リースの方だと5年か6年くらいレンタルされる方が多いのですが、月々のお支払いをトータルしても、新品のベッドを購入するのとほぼ同じぐらいの金額でトムソンベッドを使い始めることができます。
―非常に有意義な情報をありがとうございます。まずはLINE登録や無料講座、オーナーズクラブに直接入られる等、西田社長と繋がりを持って頂ければと思います。
■関連リンク
●トムソンベッドオーナーズクラブ
●トムソンベッド勉強会
●公式LINE
●ウィリアムス・ヘルスケア・システムズ・ジャパン株式会社ホームページ
■編集後記
普段はあまり聞く機会のない整骨院の裏側を知れて、たいへん貴重なインタビューでした。西田社長のお話からもお客様の立場に立って多くの価値を提供していこうというお心が感じられてとても素敵なお仕事をされているように感じました。
●ライタープロフィール
MANA
WEBライティング、自叙伝、機関誌の記事作成など。
鳴川愛菜(なるかわまな)名義で小説や舞台の脚本も執筆しております。
史跡巡り、温泉、観劇…と色々な場所に赴いてます。色々な業界に興味津々!働きながら日々知識を増やさせていただいております。
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