私達の生活の中で日常的に目にするリスティング広告をはじめとしたWEB広告。
WEB広告の魅力はなんといっても少額からすぐに始められて止めたい時もすぐに止められる手軽さ。
いわゆる4マス(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)での広告活動は予算的に難しい中小企業にとっては強い味方ですが、それだけにインターネット上には沢山の広告が溢れています。
毎月の広告費がどんどん高くなっていく……。
広告を出しているのに思うように集客に繋がらない……。
様々な不満の声も上がる中で、広告担当の方を悩ませる問題の一つが「不正クリック」です。
今回は日本で唯一の不正クリック対策ツールX-logを開発・販売する株式会社日本クラウディア代表取締役、吹戸尚之(ふきとなおゆき)社長にお話を伺いました!
■どんな人によろこばれている?
☑インターネット上に広告を出している方
☑毎月の広告費を節約したい方
☑Web広告による集客効果を上げていきたい方
■株式会社日本クラウディア代表取締役、吹戸尚之(ふきとなおゆき)社長ってこんな人!
2009年夏、システム開発技術者の派遣会社である株式会社ジャスネット在職中に韓国の企業から「不正クリック対策」という他にはない機能を持った製品の日本での販売を打診され、約6ヵ月の開発期間を経て2010年4月より販売開始。
2012年に株式会社日本テクシード(2011年に株式会社ジャスネットを吸収)より事業譲渡を受け株式会社日本クラウディアを立ち上げる。
社名には「日本」を代表するような「インターネット=クラウド」事業を展開しよう!という思いが込められ、「日本クラウド屋」から転じて「日本クラウディア」と名付けた。
■インタビュー動画
■自己紹介
―まずは簡単に自己紹介をお願いします。
吹戸尚之(ふきとなおゆき)と申します。大学卒業後は株式会社日本総合研究所でシステムエンジニアをしておりました。
その後、色々な職業を経て、株式会社ジャスネットで派遣の営業をしている時に出会ったX-logというツールを今販売しております。
―先日ご挨拶させていただいた際にすごく魅力的なサービスを展開されていると思い、今回インタビューのお声がけをさせていただきました。よろしくお願いいたします。
■X-logはネット広告の不要なクリックを省いてくれるサービス!
―X-logはどういった内容のサービスなのでしょうか?
GoogleやYahoo!などが展開するネット広告のサービスがありますよね。
これは1クリックごとに課金される成果報酬型のため、一回もクリックされなければコストは発生せず、クリックされればホームページに誘導してもらった対価として、GoogleやYahoo!にお金を払う仕組みになっています。
大変素晴らしいシステムで、今でもGoogleやYahoo!の主な収益源になっている代替の効かないものです。
ですが、この課金のシステムがせり上がっていくようになっていて、人気の高いキーワードで広告を出そうとすると1クリックあたりの単価がとても高くなってしまうのです。
普通は数十円~百円位ですが、中にはそれ以上の単価もあります。
たとえばコロナ禍で需要のある看護師さんの求人は1クリック5000円なんてこともあります。
そういう高単価の広告を無駄にクリックされてしまうと広告費が嵩んでしまうので、どこに無駄が出ているかを見付けて、対策することができるツールがX-logです。
―弊社も広告の代行をすることはありますが、やはり、リスティング広告のクリック単価の高い安いで広告の獲得単価が大分変ってしまいます。不要なクリックを省いてくれるサービス、しかも、無料枠が充実しているとなればとても魅力的だと思います。
■X-logを使った方が良いのはどんな会社さん?
―X-logはどのような会社さんを対象としていますか?広告を毎月打っている会社さんでしょうか?
毎月GoogleやYahoo!に広告を出していらっしゃる会社さん、すべての方を対象にしております。
―イメージ的には月30万以上の広告費を使っている会社さんは使った方が良さそうですね。
それくらい使っている会社さんだと、いらないクリックも結構発生していると思うので、我々のX-logのようなツールを使って対策するのが良いかなと思っています。
■X-logについてもう少し詳しく聞いてみました!
―X-logを使うと不正クリックがどれ位あるか分かる、とのお話ですが、つまりX-logを使うと不正クリックを除いた状態で広告運用が出来るのでしょうか?
X-logではまず全流入を確認し、IPアドレス、端末、配信先の3つの側面から分析していきます。
ひとつひとつの振舞いを確認し、アクセス状況や履歴からそれぞれをAIが採点して、怪しい動きがある度に不正レベルが上がっていきます。それが一定に達すると自動で対策が発動します。
まず、IPアドレスへの対策ですが、Googleの設定でIPアドレスを指定して広告を表示しないようにする設定があるのでそれを行っていきます。
配信先に関しても同様で、この媒体には広告を出さないで欲しいという除外登録をGoogleに行います。
端末に関してはGoogleもYahoo!も対策手段を持っていないので、X-logの「遮断」という機能が発動します。これは特定の端末が広告をクリックしようとすると画面が真っ白になってブラウザがフリーズするといった厳しめの措置ですが、変なプログラムを組み込んでいる訳ではないのでブラウザを閉じれば何も残りません。
―そういった対策は全て自動で行われるのでしょうか?それならX-logは設置さえすればあとは何もしなくて良さそうですが……。
基本的には全部自動で行われます。ただ、一つ見て欲しい機能はあります。
「企業分析」という機能なのですが、サイトにアクセスしたIPアドレスがどの企業のものなのか解析することが出来ます。
もし、そのIPアドレスが競合他社や営業電話をよく架けてくる会社、既に顧客になっている会社の場合、X-log内でこの会社には広告を出さないと登録していただくと裏側の方でGoogleに除外登録がされます。
どのIPアドレスが対象になるのかX-logでは判別できないので、これだけは目で追っていただきたいのですが、他の基本的な対策は自動で行われます。
―X-logは全て御社で開発しているのでしょうか?
全て自社で開発しております。
今のX-log.aiは2年前から販売しておりますが、これは我々が0から企画、開発した物です。
最初のX-logは、元々韓国の会社から日本向けに販売できないかとお話があったので改造して売り出しました。
しかし、改造した部分を韓国の元の企業が使ったりして、このプログラムはどっちの物かという線引きが曖昧になってしまったのです。
その為、最初はライセンス料を払っていたのですが、韓国で売っているものは韓国、日本で売っているものは我々のもの、と契約を変えて販売をするように変更しました。現在のX-logは日本クラウディアのみで開発を行っております。
―X-logは無料だし、さっそく使ってみたい!設定は難しいのでしょうか?
設定は3つありまして、一つ目はタグをサイトに埋める、二つ目はGoogle、Yahoo!にアカウント連携する。三つ目はコンバーションページを設定する。
一つ目のタグには、基本タグと拡張タグの二種類があります。基本タグはタグマネージャーなどが使えるのでその中に入れて下さい。拡張タグはタグマネージャーが使えないので直貼りになってしまいますが、それを各ページに貼ってもらいます。
二つ目のアカウント連携はX-logの管理画面でアカウント連携のボタンを押してもらうとログイン画面が出てくるので、ウィンドウ内で作業してもらうと1分もかからないと思います。
三つ目のその他の設定は、このページを解析します、とかコンバーションページはこれです、といった情報をX-logの中に書いてもらうものでこれも2~3分で終わると思います。
―全部設定しても、10分くらいあれば終わりそうですね。
拡張タグを貼らなければそれくらいで終わると思います。どうしても難しい場合は無料で代行も承っております。こちらも管理画面に代行依頼のボタンがあるので、そこから申し込んでいただければ弊社の方で設定作業を行います。
■成功事例
―実際にX-logを使われた事例で、思い出に残っている会社さんはいらっしゃいますか?
ある士業さんで、広告で集客をしようとしているのだが成果が上がらない、色んな事をやっているけれど無理なんですと電話がありました。
緊急で見て欲しいとのことで伺うと、女性の社員さんが一人でネット広告を運用していらっしゃいました。
上司の総務部長を始め、事務所の中にはネット広告に詳しい方が一人もいない為、正に孤軍奮闘です。
大変勉強熱心な方で、様々なセミナーにも参加されていたのですが、最初の予算の100万円では効果が下がっていく一方だったので、数ヶ月前から予算を120万円に引き上げてもらったそうです。
それでも思うように集客に繋がらず、社内からも「こんなに広告費をかけているのにどうしてこんなにお客さんが少ないんだ」という声も上がっていたようです。
分析してみると、クリックの中に30%以上の無駄なクリックがあることがわかりました。結果を見た担当者の方は、今までどんなに試行錯誤してもどうにも出来なかった原因はこの無駄クリックだったんだ、と涙ぐんでました。
最終的にこちらの士業さんはX-log で対策して30%以上あった無駄クリックを3%未満に削減し、効果も上がっていったので思い出に残っています。
―今まで100万円使っていた広告費が実は70万円で良かったというイメージ、とお聞きしてすごいお話だな、と感じました。ネット広告を出している方はぜひ使ってみるべきだと思います。
■X-logを使った事のない方へのメッセージ
―最後にインターネットに広告を出していて、まだX-logに出会っていない方に向けてメッセージをお願いします。
GoogleもYahoo!も主力商品だけあって不正対策はしています。
しかし、今では世界中で当たり前になっていますが、「無料で〇〇すると稼げますよ」というビジネスモデルは実はGoogleが作ったものです。
では、その広告費は誰が払っているの?ってことですよね。
我々のX-logにしてもIT関連のメディアさんやマーケティング関連のサイトであれば是非広告を出したいのですが、たとえばゲームをしている最中や動画にうちの広告が出てもあまり効果はありません。
一番ひどいのはポイントを獲得したり、ゲームのヒントを得るためにこの広告を見て下さいというパターンです。
そのサイトは無料で〇〇すると広告収入が入るというビジネスモデルに乗っているだけだから悪い事ではないのですが、広告主の立場から見るといらないクリックになってしまうわけです。
競合相手からの嫌がらせや調査もありますが、いらないクリックを前提とした広告モデルが出来上がってしまっている以上、広告主さんが自分自身でいらないクリックを見付けて対策していくことが重要だと思います。
現在のX-log.aiには無料版と有料版があります。利用される6~7割の方は無料版の対策で十分効果があるでしょう。
それ以上の不正クリックが発生してしまっている場合は有料版の検討もお勧めしますが、まずは気軽にX-log.ai(無料版)を試してみて下さい。
―こちらから無料の登録も出来ますのでぜひ登録してみて下さい。本日はありがとうございました。
■関連動画
●不正クリックがわかるX-logを使うと、不正クリックを除いて広告が出せる?
●X-logは日本クラウディアが開発したもの?
●X-logは無料だし早速使いたい。設定は難しい?
■関連サイト(画像クリックでリンク先に飛びます)
●X-logサービスページ
●X-log無料登録はこちら
■編集あとがき
動画の再生やゲーム中、何も考えずにクリックしていたネット広告。ユーザーとしては広告を見て無料になるなら……と思っていましたが、広告主さんにとっては費用が発生してしまう問題ですよね。今までになかった視点で、はっと気が付かされました。ネット広告の仕組みについても調べさせていただき、とても勉強になりました。
●ライタープロフィール
MANA
フリーライターとしてWEBライティング、自叙伝、機関誌の記事作成などを手掛ける他、鳴川愛菜(なるかわまな)名義で小説や舞台の脚本も執筆しております。
趣味は史跡巡り、温泉、観劇など。色々な業界に興味津々!お仕事を通し、日々知識を増やさせていただいております。
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